私はレースゲームでは、いつもオートマレーサーでした。(パッドでプレーしてたしね)
しかし、コックピットを作ってしまったからには、オートマでは駄目です。
漢なら、マニュアルです!!(まぁセミオートマですが・・・)
と、言うわけで、今回のコンセプトは
- 出来るだけ材料費を安く
- レバー操作がしやすい位置に付ける
- 折りたたんだフレームに収まる
まぁ、今回作るのは小さい物なので、設計も楽でした。
でも、問題はGT Force本体の改造もしなければならない所です。
本体を壊してしまっては、元も子もないですからね。
しかし、悩んでいてもしょうがないので、さっそく改造しましょう。
かずくんさんのHPに、GT Forceの配線に関する詳しいレポートがあるので、
それを参考にさせていただきました。m(__)m
☆ GT Forceを分解すると、メーカーの補償を受けられなくなります。
☆ 改造は、自己責任で行ってくださいね。
基盤に直接、半田付けするのはちょっと気が引けるので、
コネクターにかませるコードを作りました。
このコネクターは、
多分日本圧着端子製造株式会社製の物だと思います。
でも、近所の部品屋さんには、売ってませんでした。(~_~;)
そこで、目を付けたのが壊れたビデオデッキ。
なぜか家には、ジャンクビデオが3・4台あるので、とりあえずバラしてみました。
・・・あっさり見つかりました。Σ( ̄□ ̄;)!!
壊れていても取っておくものですね。
早速、ビデオデッキの基盤からコネクターを外し、分岐コードを作りましょう。
(この写真は新シフト製作後に撮影した物なので、分岐している線が多いです)
このコネクターを元のコネクターの間にかまして、
配線を分岐します。 配線図
分岐させるために使っている、緑の丸い物は、
電話線の分岐用部品です。(1個100円でした<高っ)
(新シフト作成後撮影)
分岐コードを付けると、こんな感じになります。
配線が、可動部品の邪魔にならないように気をつけましょう。
では、シフトレバーの製作に入ります。
折りたたむので、本体フレームとは接着はしません。
強度に不安はありますが、3ヶ所で留めているので問題はないでしょう。
本体フレームの中に、収まるように、
なるべく小さく作りました。(完全にかずくんさんのパクリですね)
次は、レバー部分ですね。
レバーにはジョイスティックを使おうと思っていますが、
スティック部分だけ買うのも、もったいないので、昔使っていた物をリサイクルしましょう。
と、言うわけで、HORI製のサターン用ジョイスティックを利用しました。
(ジャンク屋さんでは、300円くらいで売ってますね。)
今回使うのは、スティック部とマイクロスイッチだけなので、
分解しちゃいましょう。
・・・意外と、スティック部がショボイです。(業務用の物と比べたら)
まぁ、所詮コンシューマ機用なので、仕方ないですね。
とりあえず、取り付けられるように加工しましょう。
スティックのベースを板で挟み込んで、
その下に、マイクロスイッチを取り付けてあります。
フレームに取り付ける時には、上の板とスティックのベースの間に、
ジョイントの補強板を挟み込むように取り付けます。
ジョイスティックのバネだけでは、テンションが弱いので、
スティックのベースと、下の板の間に、
このようなゴムを仕込みました。
取り付け完了です。
ジョイスティックに付いていた丸玉では、ちょっと小さいので、
木の棒を削って、シフトノブを作って取り付けてみました。
シフトのフレームには、UP・DOWNを切り替えるトルグスイッチや、
サイドブレーキ用のコネクターなんかを付けたんですが、一回も使いませんでした。┐('〜`;)┌
それでは、本体に付けてみましょう。
いい感じです。\(≧∇≦)
レバーのフィーリングもなかなかです。(ちょっとは軋みますけどね・・・)
折りたたむとこんな感じです。
と、言うわけで、完成です。ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪
これで私も、マニュアラー(?)ですな。
今回使った部品
価格 | 数 | 合計 | |
ジョイント | |||
J-5 | 90 | 2 | 180 |
J-7B | 150 | 1 | 150 |
J-21 | 160 | 1 | 160 |
J-26 | 120 | 2 | 240 |
J-49 | 25 | 1 | 25 |
J-59C | 60 | 3 | 180 |
J-131 | 90 | 1セット | 90 |
ジョイント合計 | 11 | 1025 | |
パイプ | |||
900ミリ | 240 | 1 | 240 |
スイッチ・コード コネクター ネジ類 合計 |
約1500 | ||
総計 | 約2765 |
近所のお店の価格なので、店によって、
若干の価格差はあると思います。