「インターネット上の鏡花情報」訂正および補遺
                                      藤堂尚夫
 
 「イミタチオ」30号掲載の「インターネット上の鏡花情報」には、いくつかの誤植があった。特に、インターネット上の情報に関して、URLの誤りは、情報を探す人にとって大変な迷惑をかけることとなったに違いない。ここに誤りを訂正し、お詫び申し上げたい。

P60・上 −3行目
 「ODIN(http://kichijiro.c.u-tokyo.ac.jp/ODLN/)」→「ODIN(http://kichijiro.c.u-tokyo.ac.jp/odin/)」
P60・上 −2行目
  「Infoseek (http://japan.infoseek.com//)」→「Infoseek (http://japan.infoseek.com/)」
P60・上 −1行目〜下 1行目
 「エキサイトサーチ(http://www.excite.co.jp)」→「エキサイトサーチ(http://www.excite.co.jp/)」
P60・下 −2行目
 「インターネット上で」の「イ」の右に「註1」を補う
P61・上 2行目
「(http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/bungaku.htm)」→「(http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/gekasitu.htm)」 
P61・上 8行目ルビ
「詩2」→「註2」
P62・上 11行目
「(http:/www.iia.or.jp/kanazawa/bunka/lit/writers/course/izumi_cJ.htm )」→ 「(http://www.iia.or.jp/kanazawa/bunka/lit/writers/course/izumi_cJ.htm )」
P62・下 1行目
「(http://www.ohba.co.jp/~yoro/amou_touge.html)」→「(http://www.ohba.co.jp/boomer/asano.html)」
P62・下 4行目
「(http://www.st.rim.or.jp/〜yoro/amoutouge.html)」→「(http://www.st.rim.or.jp/~yoro/amou_touge.html)」
P62・下 11行目
「(http://www.nichibun.acjp/text/fn07.html) 」→「(http://www.nichibun.ac.jp/text/fn07.html) 」

 また、その後、いくつかの鏡花に関する情報を含むページの存在を知ったので、紹介したいと思う。

 まず特筆すべきは、鏡花を専門に扱うページができたことである。「蟻」というハンドルネームの作者の「泉鏡花を読む」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/)は、H10.4.1現在、以下のコンテンツを持っている。「紋切型鏡花事典」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/stereotype.html)「『眉かくしの霊』をちょっと読む」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/mayu.html)「ひな祭に『日本橋』を読んでみる」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/nihonbas.html)「鏡花抄」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/kyoukashow.html)「『眉かくしの霊』(テクストデータ)」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/mayukaku.txt)「『高野聖』(テクストデータ))」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/kouya.txt)「鏡花作品年表」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/workhist.html)「『鏡花全集』収録作品」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/zensyu.html)「『鏡花小説・戯曲選』収録作品」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/sensyu.html)「国書刊行会鏡花書目」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/kokusho.html)「『泉鏡花集成』収録作品」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/chikuma.html)「『鏡花幻想潭』収録作品」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/kawade.html)「文庫本収録作品」(http://www2s.biglobe.ne.jp/~ant/bunko.html
 また、『春昼』のテクストデータ掲載の予定もアナウンスされており、鏡花に関するリンクも備えている。インターネット上の鏡花情報は、このページの出現によって、充実の度を増してきたといえそうだ。
 「泉鏡花を読む」掲載のものを含めて、テキストデータも増えている西岡勝彦氏は、「従吾所好」の「書庫」(http://home.intercity.or.jp/users/nishioka/shoko/shokoindex.htm)に「親子そば三人客」
(http://home.intercity.or.jp/users/nishioka/shoko/oyakosoba.txt)「歌行燈」(http://home.intercity.or.jp/users/nishioka/shoko/utaandon.txt)を置いている。両作品とも圧縮ファイルも掲載されている。
 論文としては相野毅氏の「泉鏡花の幻想性について」(http://axel.pd.saga-u.ac.jp/htmldata/ronbun.html)がPDFファイルで提供されているし、跡上史郎氏の「草迷宮』と『吉野葛』をあわせて論ず」(http://www.sal.tohoku.ac.jp/~Atogami/ronbun/katari.html)もある。
 「泉鏡花を読む」掲載のものを含めて、テキストデータも増えている西岡勝彦氏は、「従吾所好」の「書庫」(http://home.intercity.or.jp/users/nishioka/shoko/shokoindex.htm)に「親子そば三人客」(http://home.intercity.or.jp/users/nishioka/shoko/oyakosoba.txt)「歌行燈」(http://home.intercity.or.jp/users/nishioka/shoko/utaandon.txt)を置いている。両作品とも圧縮ファイルも掲載されている。
 論文としては相野毅氏の「泉鏡花の幻想性について」(http://axel.pd.saga-u.ac.jp/htmldata/)がPDFファイルで提供されているし、跡上史郎氏の「草迷宮』と『吉野葛』をあわせて論ず」(http://www.sal.tohoku.ac.jp/~Atogami/ronbun/katari.html )もある。
 神奈川近代文学館のページ(http://www.bekkoame.or.jp/~kanabun/index1.htm)には、「泉鏡花―水の迷宮―」がある。「展示室と展示情報」の1995年度にあり、展示内容についての情報が見られる。
 変わったところでは、辻村ジュサブロー制作の鏡花作品の登場人物の人形を見ることのできる「泉鏡花の世界」(http://www.konishi.co.jp/jusaburo/works/kyouka/index.html)も、一興である。
 なお、私もウェブページを作成しており、「インターネット上の鏡花情報」(http://www.mitene.or.jp/~takalin/inntakyouka.htm)も公開している。取り上げたページのURLには、当該ページへのリンクを張っており、紙媒体にはできない情報提供の場として構築されている。インターネットに接続する環境を持つ方には、ご高覧を乞う次第である。

                          (「イミタチオ」31号に掲載)
注 神奈川近代文学館のページは、現在http://www.kanabun.or.jp/index1.htmに変更されている。

  
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