先日、白山で山スキー遭難死亡事故が ありました。いつも先鋭的な山スキー 山行を続けているグループです。 彼らの体力、気力、技術には素晴らしい ものがありますが、遭難死亡事故を引き 起こすとなると、簡単には済みません。 批判を真摯に受け止めて、何が事故に 繋がったのか謙虚に検証反省しなければ なりません。これでは前回の事故の教訓が 生かされているとは思えません。 装備の違い、経験・体力不足も遭難事故の 原因だったと思いますが、それがこの遭難 事故の本質ではありません。最後まで遭難死 した人を救出しようと頑張った人を、誰も 責めてはいません。 批判を誹謗中傷だと断じて、事実を隠蔽 したり、力で押さえつけてはいけません。 謙虚な姿勢でリスク管理に努め、さらに 上を目指したハードな山スキーの継続を されることを期待してやみません。 |