座談会 各氏が語る、真梨子さんの、歌との出逢い
出席者プロフィール(順不同/敬称略)
JUN(No.17):兵庫県神戸市在住・50歳・男性
miwako(No.49):神奈川県横浜市在住・30歳代・女性
chisato(No.45):兵庫県芦屋市在住・真梨子さんと同い年・女性
英ちゃん(No.43):広島県・毛利元就の城跡近く在住・団塊の世代に乗り遅れた若者・男性
真 矢(No.16):千葉県船橋市在住・22歳・男性
進行役 LIONS(No.31):埼玉県川越市在住・47歳・男性。
LIONS:前回は、「真梨子さんの歌との出逢い」ということで
お話を伺ってきました。
みなさんのお話で、魅力は「そっけなさ」「声と技術」そして、
「聞いていて自分が主人公になれる、引きつける力がある」
更に、「人柄」に惚れているということでした。
真梨子さん、ご本人がおっしゃっておられますが、
「テレビ嫌い」ということで、めったにテレビで拝見することができませんね。
そういう事から、皆さん共通している「出逢い」は、
「たまたま」とか「いつの間にか好きになっていた」とかで、
ラジオや、街で有線から流れていて、いつの間にか頭に入っていた…
っていう感じでしょうかね?
さて、今回から新たに、真矢さんが参加して下さいました。
やっと、予定の5名が揃いました。
これまでに、皆さんから伺ったことを同じように、
ざっと、お話しして頂きましょうか。
真 矢:初めまして、ファン歴半年の真矢です。
どうも、参加が遅れまして。
まだまだ、ファンクラブにも入会してない未熟なファンですが、
どうぞ皆さん、よろしくお願いします。
LIONS:真矢さんは、大学4年生ということで、
真梨子さんのファンクラブにも、社会人として入られる、と伺っています。
青年団長として、頑張って下さいね。
それでは、早速ですが、真梨子さんの「魅力」、
若い真矢さんは、何に惹かれたのでしょう。
真 矢:はい、僕の惹かれた魅力は、これなんです。
(ドン!)
LIONS:「丁寧さ」ですか、人それぞれ違うものですね。
真 矢:えェ。一応、年齢なりに最近の曲も、よく聴くのですが、
特に、アップテンポの曲を歌うときに、真梨子さんと若手の差が、
出てくるように感じます。
LIONS:はぁ。どの辺でしょう?
真 矢:どうしても最近の曲は、アップテンポを怒鳴るように歌う傾向があって、
丁寧さが感じられないのです。
真梨子さんの場合、「涙の街角」などの曲も非常に丁寧に歌われ、
感情移入もしやすく、気持ちも乗りやすくて最高だと思います。
LIONS:なるほどね。私も子供と、最近の曲も結構、聴きますよ。
ファンになってしまった(?)のは、どういうきっかけでしたか?
真 矢:元々、シングル曲は結構知っていたのですが、
アルバムまでは手を出さない、
ファンとは決して言えるものではありませんでした。
LIONS:それがなぜ?
真 矢:好きな歌手の一人ではあったので、
自分のホームページに、真梨子さんの名前を書いておいたところ、
「てまり」の常連の方に検索で発見され、「てまり」に誘われたのが、
まず、第一のきっかけです。
そして、コンサートにも誘われ、今年春の東京厚生年金会館に行き、
2時間、感動され続けたのが最大のきっかけとなり、
アルバムを聴くようになりました。
コンサート終了後は、足も震えて、上手く喋られない程、
興奮してたのを憶えています。
LIONS:そうでしたか。
確かに、ナマの真梨子さんを聴いたら、たまりません。
ニューヨーク公演のとき、
辛口で通っているニューヨーク・タイムズの記者が、
アンコールまで居た、という話も有名で、
聴く人を、のめり込ませてしまう力が、あるのでしょうね。
ありがとうございました。
このあと、次のテーマ「真梨子さんの歌の、いいところ」について、
お話を伺います。
お元気になられた、英ちゃんさんいかがでしょう。
英ちゃん:どうも、ご心配お掛けしました。
私の場合、当時、まだ青春していた頃の話ですが、
家で、テレビつけて、本を読んでいたんです。
そこに聞こえてきたのが、真梨子さんの「♪ for you」でした。
聞いて、何か胸に感じるものがあって、そのまま聞き惚れてしまいました。
その時の自分の気持ちと、ピッタシの歌詞で、
また、真梨子さんの歌声が、心に優しく語りかけて、一遍で好きになりました。
それ以来、ファンとなっています。
きっと、何かに縋りたかったのでしょうか、
真梨子さんの声を聞いたとき、妙に懐かしくて安心したんです。
真 矢:あ、真梨子さんの曲って、そういうところありますよね。
私の場合、まだ22なんで、懐しいというと変かもしれませんが、
安心感は常に感じながら聞いてますよ。
LIONS:そうですね。
人の心に「安らぎをくれる」とでも言うのでしょうか。
聞いていて安心できる歌、これは歌唱力も含めてですよね。
英ちゃん:はい。
心が安らぐ…って確かにあると思います。
強いて言えば、「説得力があるくせに、押しつけがましくない」
というところが、いいと思うんです。
聞き手が、受け入れようと思わなければ聞こえてこない…。
普通、インパクトのある歌は、聞きたくなくっても
聞こえてきてしまうんですよね。
でも、真梨子さんの歌は、聞き手に選択権をくれるっていうか…
聞かない権利を認めてくれているって気がします。
本人の言うように、きっと「職人」なのでしょう。
LIONS:確かに、耳障りな曲ってありますよね。
真梨子さんの歌って、必要のない人には聞こえないんでしょうか?
それを聞いて、心に感じた人がファンになるんですね。
と言うことは、英ちゃんさん、
真梨子さんの歌を必要としていた・・・、っていうことですね?
ちょうど失恋した、なんてわけ、無いですよね。
英ちゃん:う〜〜〜ん!つらいィー!!
この際だから、白状しますけど。
実は、好きになりかけの子がいたんです。
(英ちゃんさんの顔、マッカッカだぁ)
いやぁ、今となっては、懐かしいです。
思い出しちゃったなぁ。
LIONS:どうも、ありがとうございました。
でも、そういうのって、人生の楽しい、いい思い出ですよ。
いつまでも、大切にしたいですね。
話が、逸れましたが、
心に優しく語りかけてくる、真梨子さんの歌声で、
一遍に好きになった…ということですが。
その辺、皆さんも感じるところが、あるのでは?
JUN:そうですね。
英ちゃんさんの言う通り、ちょっと鼻にかかった、甘ったるい声で、
囁くように歌われると、いかにも自分に語り掛けてくれているように思えて、
入り込んでしまうんですよね。
LIONS:それですね。真梨子さんの歌のいいところ。
囁くようでいて、声は決して、か細くないし、
それから、語尾までキチッと発声されていて、説得力があるんですよね。
あっ。 chisatoさんどうぞ。
chisato:はい、英ちゃんさんの言われること本当ですね。
先日、テレビの歌番組を見ていたんです。
といっても、じっと見ていたわけではないですけど。その時感じたんです。
真梨子さん同様、上手と言われている歌手なんですが、
歌い手がのめり込んでいて、聴いている私はとても疲れてしまったんです。
以前、真梨子さんがインタビューで言われた言葉が身に沁みました。
歌い手が、曲に酔ってはいけないって…。
私も、聴いた曲の余韻に浸れることが、大切だと思いました。
やっぱり、すばらしいですね。何度聴いても疲れないですから。
LIONS:いやぁ、その通りですね。
毎日、通勤でMDを聴いていて、1週間毎に替えるんですが、
まず、飽きちゃうなんてないですね。
真矢さんは?
真 矢:私も以前から、真梨子さんの曲の印象は、強くあって、
気になりながらも、中学、高校時代は人に合わせるべく、
若手を聞いていました。
でも「はがゆい唇」などのメロディーが、突然頭に浮かぶんですよね、
自転車乗ってる時とかに、急に…。
LIONS:そうそう、仕事中に鼻歌が出ちゃったりして、
「おっと!」って、しょっちゅうですよ。
真 矢:みなさんのお話を伺って、
そこまでの考えをお持ちになられてることに、感心しました。
確かに、聞き流しもできるところが魅力、というのはありますね。
それでありながら、インパクトも強い…。
また聞き直してみます。
LIONS:そうして下さい。私も全曲、聞き直して、
MDでベスト版を、作ろうとしたんですが、
200曲のうち、結局140曲、選んじゃいました。(ははははー)
それだけ、いい歌ばっかりなんですねぇ。
年末のお忙しい中、お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
英ちゃんさん、どうも失礼しました。
chisatoさん、真矢さん、お疲れさまでした。
今度は、miwakoさんの元気がなくなりましたね。
身体に気を付けて下さいね。
それでは、第三回座談会、ここまでにしましょう。
LIONS:
何も無くても、師走。何か有れば、こりゃ大変!
正直、皆さんお忙しいようです。次回、開催可能か?飛び入り発言が欲しいーッ!