迷惑メールとは?何故迷惑メールが来るの?
大半の場合、迷惑メール送信者は何万というメールアドレスのリストを機械的にメール送信ソフトに登録しているだけで、送信相手をあなたと特定して送っている訳ではありません。 送信者は、アドレスのリストが実在しないメールアドレスであっても、そのうちの何%の人がメールに反応してくればいいと考えているのです。
-実在していそうなアドレスを作成する- メールアドレスに、自分の名前や一般的な名称をつけている人は多いですが、一般的に知られている単語を組み合わせたり、一定の法則でアルファベットの変更や数字を付加・削除することをプログラムを使うことで自動的に実際に存在していそうな大量のメールアドレスを作り出すことが可能です。
Webで行われているアンケートや無料の会員登録・メールマガジン登録などで、メールアドレスの入力を求めるものがあります。ここで入力されたメールアドレスが、なんらかの理由で流出し、迷惑メールの送信に利用されたりします。メールアドレスを収集することを目的とした悪質な業者のアンケートだった場合は入力したメールアドレスは、迷惑メール送信者の手に渡ってしまいます。 また掲示板やホームページなどに記述されているメールアドレスを収集される場合もあります。ホームページ等で管理者として公開しているメールアドレスや掲示板やブログでの書き込みにメールアドレスが含まれている場合、メールアドレスは収集され、送信者リストに追加されてしまうこともあります。
迷惑メールには以下のような種類があります。
●業者による宣伝メール | 賞品やサービスを売り込むために、無差別に広告・宣伝メールが送る業者がいます。 |
●詐欺メール | 実際に存在しない架空の請求をしてお金を支払わせようとするメールのことです。もしかしたら...と自分が忘れているだけかもしれないと思い支払ってしまう人がいるため、それを狙って送信しています。詳しくは下記をご覧ください。 >>身に覚えのない架空の請求トラブルについて メールを受け取った場合は無視し削除しましょう。決して支払うことは勿論ですが、返信もしないようにしましょう。別の迷惑メールの送り先として登録されてしまうだけです。 また、送信元を偽って実際の詐欺メールの送信者には届いていないこともありますので、詐欺メール送信者と連絡をとりあうようなことはしないようにしてください。 |
●デマメール | メールを受け取った人を慌てさせ、世間を騒がせたりすることを目的としているメールのことです。複数に送りつけるチェーンメールや実在しないウィルスの対処法についてのメールなどもあります。 |
こうしたメールの真偽の判断には難しいものですが、確認方法の例としてインターネット上で検索し、同様のメールが出回っていないか、または他の情報源(新聞など)で確認をとるなどして判断するようにしましょう。
自分のメールアドレスには、簡単な単語の組み合わせや推測されやすいメールアドレスを使用しないようにしましょう。 | |
アンケートへの回答、掲示板への発言で不用意に自分のメールアドレスを入力しないようにする。 | |
ホームページやブログなどで、不特定多数の人が閲覧できる場所にメールアドレスを公開しない。 | |
誰か心あたりがない、不審な相手に対してメールを送信しないようにする。 |