ミラディンの七不思議( 2003.9.17 )
 米国辺りの方から、既にミラディンを入手したという方々からの情報が出ています。既にほぼすべてのカード画像が公開されたりしてますし。あれって一体どういう経路で流出した物なのでしょうか。

 以前から Magic の情報、特に最新カードセットのフライング情報に関しては「何だかんだ言って、結局WoCが話題作りのために流してるんだろう。」といった事が言われています。そして私自身もそれを裏付けるかのように、オンスロート発売のかなり以前に“WoC筋からの話”としてスリヴァー復刻という情報を得ていました。(その情報の出所があまりにもあれだったので、私は逆に当時出たばかりのオンスロートのフルスポイラーが間違いなのではないかと疑ったくらいでした。 (^^; )WoCの首脳部がそういう動きをどこまでコントロールしているかは分かりませんが、少なくともそういう情報を流しているWoC関係者は間違いなくいます。

 ただ、そういう話題性で Magic を売ろうというやり方には、もういい加減に限界が来ているのも事実です。しかも昨今のようにヴィンテージの世界を崩壊させるカードが乱発される状況ですと、そういう情報はもはや“ Magic を引退する人の決断を早める”以外の効果を持たないのですよ。最近特に Magic のカードセットの賞味期限が非常に短くなっている印象を私は受けています。それってコレクターにとってはお目当てのカードの収集が難しくなるし、販売店はデッド・ストックが増えるわで、とにかくいい事が無いんです。

 もうちょっと Magic のカード1枚をじっくり楽しめる環境はできないものなのでしょうか。 Magic が10年という歴史を誇りたいのであれば、それこそ「私は10年 Magic を楽しんでます!」というデュエリストが大勢現れるような売り方や施策を取るべきだと私は思うのですが。あ、そういえば日本の Magic は7周年を迎えた訳ですが、7年間ずっと Magic を遊び続けてきたデュエリストって、果たして今日本にどの位いるんでしょうか。




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