ある方から“たれ込み情報”を頂きました。 (^^; 具体的な内容は公開を控えますが、その内容は「日本国内でのTCGタイトルのシェアを具体的に推定するのに十分と思われる資料」という感じです。しかもそのデータは Magic が日本で発売された年からつい最近までしっかり取得されていて、まさに私が探し求めていた資料の1つだったりします。 それでぶっちゃけた話、なんか私自身が日本国内での Magic のシェアや人気振りをかなり過大評価していた事に驚かされました。 Magic が(少なくとも)日本国内でナンバーワンTCGとして覇権を握っていたのは、その資料を見る限りそれこそ他のライバルTCGが全く無かった1996年だけみたいです。その後 Magic はポケモンTCGが出ればポケモンTCGに抜かれ、遊戯王OCGが出れば遊戯王OCGにも抜かれ、言うまでもなく今はデュエル・マスターズにも抜かれて・・・というか、今やかなり大きく溝を開けられちゃってますね。まあそこまでは私にとっても予想の範囲内だったのですが、なんか昨年の Magic はシャーマンキングにすら抜かれていて (^^; 今年になってついにガンダムウォーにも抜かれたようです。その資料を見る限り、日本国内における Magic の優位性なんてのは微塵も存在せず、それこそ“その他”に分類されても仕方がないレベルでしかないです。
しかも今や日本国内の Magic 市場は、それこそ1996年の Magic 発売当初の水準にまで落ち込みつつあると予想されます。私自身もその資料を見て今は愕然としているところなんですが。WoCやHJはこの際 Magic の売上データをユーザーに公開して、デュエリストにきっちり現実を認識させて Magic 復興に動いてもらうという事をやるべきだと思いますよ。(日本国内で遊戯王OCGが販売不振になってもそれ程パニックが起きていないのは、コナミがそういうデータを公開して将来予測まで出しているからだと思われますし。)ただこの資料が本当に日本国内の Magic 市場の推移を忠実に映しているとすると、それこそ公開した瞬間にパニックが起こるんじゃないかという気がしますが。なんでここまでひどくなる前に誰も手を打たなかったのでしょうか。
あ、ちなみにこの情報源というかニュースソースは、いつも通り非公開とさせて頂きます。ですからこの話をどう捉えるかの判断も皆さんにお任せします。ただ前にも書きましたが、今やWoCのスタッフが日本の Magic の危機をイベントで公言する事態になっている。そしてその危機を裏付ける資料が、少なくとも私の手元にはちゃんと揃っている。その事だけは忘れないでいてほしいと思います。ただしこの資料そのものは、12月のイベントで暗黒座談会のテーマにしようかと思っていますが(ぉ。