一度見かけただけでも、すぐに(奇妙な)ネーミングと設定をしてしまうばけにゃん家。 ここ10数年に出会った猫を図鑑風にまとめてみました。 もちろん、血縁関係等は半分ぐらいフィクションです(笑)。 |
10年ほど前、らんまが夜中激しい腹痛に襲われ、近所のかかりつけの医院にかつぎ込まれたとき、医院の玄関に大きな黒猫が突然現れ、らんまは「もうだめだ。」と思ったという。不思議なことにらんまが病床に付くたび姿を現したその黒猫が「くろねこやまと」。目の前に現れてはいきなり眠りだすことからかなりの高齢だったと見られる。何度かの出現の後、全く姿を見せなくなり、同時にらんまはあまり病気をしなくなった(ホントの話)。 | |
しもたろう |
実は化猫夫氏本来の姿といわれている。今の家に住む前から壁に猫の爪痕が付いており、「しもたろう」が付けたものと断定されているが、本人(本猫)は否定。らんまによる更に厳しい取り調べが続くものと思われる。最近、リビングの絨毯の上で、「ふんぎゃ〜〜。」とものすごい声を出しながら伸びるので、らんまはうるさくてたまらないという。また、そのときちょっかいなどを出すと、憤慨するらしい。 |
しもごろう |
図体のでかい三毛猫。「しもたろう」の弟。実はやくざ猫。しかしながら、礼儀正しい猫で年末には我が家に来て 「しもたろう」に「兄さん、久しぶり!」とあいさつをしていく。たまたま飛び乗ったトラックのせいで、現在、下関の港にて生息中。 「しょうが」が立派なやくざ猫になるべく彼の元で現在修行中。 |
しものん |
「しもたろう」、「しもごろう」の妹。彼女もめったに姿を見せなかった。 |
かるがむ |
美男。また、人(?)の良い猫であり、人の言葉を話すとぼけた猫であった。らんまが惚れ込んでいた。なお、名付け親は化猫夫氏。 「お(ん)やー?」 「いるんでしょう?開けてよぉ。」 「なんでー?なんでなのー?」 という三種類の言葉をしゃべる。一時期は出没回数が最も多い猫だった。が、ゴミステーションで見かけたのを最後に姿を消す。「やっこん」との間に3匹の子供(「しろ」・「くろ」・「まっちゃ」)がいる。そのうちの一匹が「きむち」や「からし」の母親「くろ」。今も写真を見ては「かるがむぅ。」とらんまは涙にむせぶ(涙)。「かるがむ」のおとぼけぶりは孫の「きむち」が受け継いでいる。近所の農家で「子かるがむ」とともに生息中とのうわさも。 |
やっこん |
通称・おばあさん(本当は若い?)。白・黒・茶のぶち。「冷(ひや)一族」の長老的存在。名字と名前を続けて読んでみよう(爆)。「くろ」の母親。すでに曾孫までいる。しばらく姿を見せなかったが、ここ数年はこの辺りを取り仕切っていた。 この夏、天使猫に。 |
だーかる |
「ダーティー・かるがむ」の略。らんまが
「かるがむ」だと思って可愛がっていたら、妙に汚かったのでよく見たら柄が違った(爆)。前足の毛が真っ黒で、いつも喪服用の靴下を履いているよう。顔が怖いので杉の木台一帯の用心棒として眼を光らせている。いたずらによるものか、ストレスか、額が円形脱毛症になって現れたときは度肝を抜かれた。スローモーション再生かと思うほどゆっくり動く。 2〜3年前まで、道路を2本下りたところの家で、用心棒として飼われていたのを確認しているが、最近は見ない。 |
しろ |
真っ白な猫、だったが、皮膚病に冒され、ぼろぼろになってしまった。ちなみに、この「しろ」は「かるがむ」の子供の「しろ」ではない。「しろ」と「くろ」が並んでいると「葬式コンビ」とも言われた。 |
黒山白之助 |
女形系の美形猫。白と黒のぶち。結構間抜け。我が家に上がり込んだとき、餌袋に顔を突っ込んで取れなくなり、パニックになる。そのときの「何やってんだ、おめー。」という、「かるがむ」の表情が今でも忘れられない。体が弱そうな猫だった。 |
ごましお(まいるど) | きむちの初恋の相手(めすだったのか?)。窓側でうっとりと見つめるきむち。その姿を優しく見守るごましお。毛並みのきれいなグレーの猫だった。略して「まいごま」。 |
ごましお(わいるど) | 「あ、ごましお。」と思ってえさを指に乗せて渡したら、すごい勢いで引っかかれた。「ど、どうしたんだ!ごましお。あ、あれ?」よく見るとごましおの後ろにまた「ごましお」。全く同じ猫が2匹いたのである。これ以降、凶暴な方を「わいごま」、きむちの初恋の相手の方を「まいごま」と呼ぶようになる。が、最近は2匹とも見ない。 |
ぶさいく |
顔も毛並みも牛乳の飲み方もすべてが不細工だったのでこう名付けた(非常に失礼)。ただ、鳴き声だけ非常に高かった。 |
ほ い |
近所の保育園で見かけたから「ほい」。(爆) |
しゃー |
メスの黒猫。でも、胸に一カ所だけ白い毛が混じっている。だから通称「月の輪猫」。なぜか我が家に上がり込み、で4匹の猫(「たこ」・「いか」・「えび」・「ほたて」)を出産した。出産場所は書斎の化猫夫氏の机の下(苦笑)。出産してからは我が子を守ろうと必死の形相。少しでも近づこうものなら「しゃーっ。」と威嚇された。最初は「くろこ」と名付けていたがそんなわけで「しゃー」に改名。その後、高音でえさをねだってくる世渡りの上手な奴になった。では餌をやろうというときに「しゃーっ。」と威嚇するのはいかがなものか。(笑) |
く ろ |
「かるがむ」と「やっこん」の間に生まれた3匹の唯一の生き残りが「くろ」。小柄ながら、4匹の猫(わさび・しょうが・きむち・からし)を出産。通称「おかあさん」。口癖は「なんかくれ〜。」 気に入らないと近くにいる猫なら誰でも猫パンチを浴びせる。このあたりの女帝だという噂も。3年前、「からし」の息子、つまり「くろ」にとっては孫である「はつ」との間に4匹の子どもを出産。いけないおばあさんであった。(笑) |
ひろぽん |
近所の飼い猫(らしい。なぜなら、赤い首輪をしている)。通称「おとうさん」。近辺のボス的存在。貫禄のある風貌で、雌猫にもてる。しかし、鳴き声は可愛らしい。一日一回は見回りにやってくる。らんまは「ひろぽん」を見かけると「お父さん、こんにちは。」と必ず挨拶をする(その姿を近所の人に目撃されて恥ずかしかったらしい)。あちらこちらで「ひろぽん」の子供らしき子猫が続々と誕生している。ひろぽんの子どもである証拠はしっぽの横縞模様。我が家の「きむち」もそんな中の一匹(毛並みが一緒)。「ひろぽん」というちょっと危ない名前は我が家で付けたもので、もしかしたら飼われている家ではものすごい名前で呼ばれているのでは?と危惧する面もある。口癖は「がんばってね。お父さんも頑張るから。」 最近は、隠居生活とのうわさも。 |
びゃー |
らんまが数年前に近く山で見た子猫。必死に「誰か飼ってくれ〜。餌をくれ〜。」と鳴いていた。その鳴き声がえらくダミ声で「びゃー、びゃー。」と延々鳴いていたので「びゃー」と名付けた。誰か拾ってくれたに違いない(と思いたい)。 |
たこ、いか、 えび、ほたて |
「しゃー」が書斎で出産した4匹の子猫。中でも「いか」は美形だった。奪取してしまえば良かったと今でも後悔する。この魚介類ネーミングは化猫夫氏作。らんまが書斎に出入りができず、キレかかったときにが4匹をくわえて退院(笑)。 |
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