日月の事
日月の事の概要 【文永五年、聖寿、真筆完存】 誓耶后 摩利史天女 大日天 乗輅車 毘誓耶后 九曜 七曜 二十八宿 大月天 乗鵞 十二宮 最勝王経に云く「日出でて光を放ち無垢炎清浄なり。此の経王の力に由て流暉四天を遶る」。 仁王経に云く「日月度を失ひ」等。大集経に云く「日月明を現ぜず、四方皆亢旱す。是の如き不善業・悪王・悪比丘我が正法を毀壊す」。 仁王経に云く「非法非律にして比丘を繋縛すること獄囚の法の如くす」。 法華経に云く「色力及び智恵、此等皆減少す」。華厳経に云く「段食・法食・喜食・禅悦食」。大集経に云く「三力は一切衆生力・法力・自身功徳力」。 戒光 清浄也 日光 定光 定也 恵光 ■也 人天 三学 小乗 三学 大乗 三学 権大乗 三学 実大乗 三学 純円 三学 法身光・般若光・解脱光 ・〈此天は初地、或は十廻向なり〉 十信・十住・十行・十廻向・十地・等・妙 初地三惑 断 初住三惑 断 ・・〈北辰〉 梵 帝釈 日 月 四天等 ・・〈衆星〉 一切の四天下の衆生の眼目 ・・・・・ 肉眼 衣食 天眼 寿命 恵眼 法眼 仏眼 有に非ず、地を離るが故に。空に非ず、有を照すが故に。辺に非ず、中に処するが故に。而も空なり、空に処するが故に。而も有なり、有を養ふが故に。 不来なり、北に至るが故に。而来なり、南に来るが故に。不一なり、四州を照すが故に。不異なり、一日なるが故に。不断なり、常なるが故に。不常なり、一処に住せざるが故に。 記の三に云く「部は方等なりと雖も義は円極なる故に。故に今之を引く」。 |