二日日(終日船中)
Photo | Time | Report |
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10:00 | 二日目は終日船の上でした。梅雨明けが遅れたため残念ながら、海から昇る朝日や海に落ちていく夕日、満点の星空は見ることができませんでしたが、それでも、外海へ出てからは見渡す限りの大海原が続き、若狭湾や越前海岸のように、風光明媚な海を見ながら育った我々にとっても、360度の大海原という体験はそれほど類がなく、ただただ、自然の雄大さに感心することしきりでした。 船上では、それぞれの団のユニフォームを着用して記念撮影を行いました。人数が一番少ないわがシルクロードコースは必然的に一番後ろになってしまったのですが、おかげで海をバックに団独自で記念撮影できました。 前にいる赤衣装の一団はロシアの沿海州を巡る「沿海コース」です。別名「宴会コース」とも呼ばれ(自分で言ってたのかな?)宴会ばかりしていた様子です。でもどのコースもそうでしたが、元気に宴会していたのは一部のメンバーだけで、ほとんどのメンバーは船酔いしていました。 |
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17:00 | この季節の日本海は、太平洋高気圧から吹き出す順調な南風のおかげで、ウラジオストックへ向かう船にとって追い風となり、快適な船の旅を楽しめるはずでした。しかし、今年の梅雨明けの記録的遅れは、太平洋高気圧の出鼻を挫き、意味不明の西風を日本海に吹かせました。おかげで北へ向かう船にとってはもろに横風となり、船はローリング(横揺れ)に終始苛まれ、慣れない船旅で船酔いが続出しました。 元気な者は甲板に出て缶ビール片手に「海はいいなぁ」を満喫していたのですが、調子の悪い者は自室にこもり、横になるしかありませんでした。この写真はほとんど船酔いしなかった二人の船室です。見て下さい、この血色の良さそうな顔を。 |