八日日(ピオネールキャンプ訪問、サマルカンド市内、グル・エミル廟、レギスタン広場他)





Photo Time Report
15:10  キャンプから戻った一行は、賑やかなウズベク青年に別れを告げ、サマルカンドの市内へ繰り出しました。ホテルの近くの噴水の近くを歩いていると、噴水で泳いでいた(噴水の池で泳ぐのです、この国は。平気で。)たくさんの子供たちの中の一人が我々の顔を見るや「ヨシカツカワグチ!」と叫びました。
 初めは何のことかわからなかったのですが、すぐにそれが日本サッカー代表のゴールキーパーの名前であることが解り、「オォ、カワグチ、ゴールキーパーね」とやり返しました。すると、歓声とともに数名の子供たちが池から飛び出してきて、大騒ぎとなりました。しょうがないので、ポケットにあったチューイングキャンディーを与えだしたところ、来るわ来るわ、次から次へと子供たちが寄ってきて、大変なパニックになってしまいました。それがこの写真です。
 ほとんど「ギブミーチョコレート」のノリだったのですが、あの陽気なウズベク青年の原点を垣間見たような気がしました。
16:00  その後、グル・エミル廟へ出かけました。崩れかけた石の遺跡にも、異邦人のイメージがあります。
16:00  女性団員がかぶっているのはウズベクの伝統的な帽子です。団長、なぜかとっても嬉しそうです。


17:00  サマルカンドと言えばココ!というのが「レギスタン広場」です。いくつものメドゥレッセ(神学校)が集まり、サマルカンドの象徴であり、サマルカンドによく似合う「青」のイメージを持っている場所です。
22:00  日が暮れるとウズベクの街は急に涼しくなります。昼間は暑いので木陰で涼んでいて、夜になると積極的に動き出したりするのかもしれません。
 ウズベクの人に見習って、夜のレギスタン広場へ出かけてみました。昼の照り返す青色も目に眩しくていいけれど、夜の月明かりの下でライトアップされたメドゥレッセもまたいいものです。特に雲の少ないお国柄なので、満点の星空が空一杯に広がり、昼間にはない、なんとも幻想的な空間を作りだしています。
 街中の屋台も11時を回ってもこうこうと電気をつけて営業しているし、夜の街路もネオンサインなどで「明るい」とまでは言えないけど、それなりに歩ける明るさは確保しています。治安も悪くないし、女性だけで出歩かなければ、それなりに夜の散歩が楽しめます。

「航海記」表紙へ戻る  / 次の日へ