フレーム製作 


コックピットを作る時に、気になる事は、制作費と置き場所ですね。
特に置き場所。

今回は、実車のシートを使うので、フレーム部をコンパクトになるように作らないと、
寝る場所もなくなってしまいます。(~_~;)

と、言うわけで、製作あたってのコンセプトを羅列してみましょう。
  1. 出来るだけ材料費を安く
  2. 激しいハンドリングにも耐える強度
  3. 収納しやすいように折りたたみ式にする(折りたたみ後、自立)

まぁ、こんな感じですね。

この中で一番私を悩ませたのは3番目の「折りたたみ式」です。
どの箇所を、どの材料を使い、どのように折りたたむか。
悩みに悩んで、設計図が書き上がるまでに、3ヶ月もかかっちゃいました。ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

でも、設計に時間をかけたおかげで(かかりすぎだヨ)ほぼ、コンセプト通りの物ができました。
フレーム
 基本的な材料はイレクターと25ミリ厚の合板です。

 なるべく、無駄なパイプやジョイントを使わないように、
 シンプルな構造にしました。

 イレクターは強度もあり、比較的安く売っているので
 この手の物を作るのにはもってこいですな。

・・・見た目は、かなり地味ですね。ヾ(´▽`;)ゝ
しかし、ここからが設計に3ヶ月もかけた真骨頂ですよ。

では、折りたたんでみましょう。
フレーム折りたたみPS2箱と比較
折りたたむ前は約560mm(前後の長さ)
折りたたみ後は約170mm(最薄部)

これくらい薄くなれば、収納も楽チンですな。

ベッドの下や、棚の隙間なんかにも入るでしょう。




シート下
 シートの下には、このようなフレームを付けました。

 シートには、スライドレールが付いているので、
 位置合わせも簡単に出来ます。




 位置合わせは楽なんですが、スライドを下げ過ぎると、
 バランスを崩して、後ろに倒れてしまいます。(フレームと接着していないので・・・)

 そこで、シート下のフレームのジョイントを使い、
 後ろに倒れないようにしました。



コックピット全体
 GT Forceを付けるとこんな感じになります。

 出来れば、バケットシートが良かったんですが、
 予算的に無理なので、妥協しておきましょう。ヽ(´〜`;)





 と、言うわけで、完成です。ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪

 設計には、かなり時間がかかりましたが、
 なかなか綺麗に仕上がったと思います。(自画自賛)



今回使った部品
  価格 合計
ジョイント      
J-4 130 4 520
J-5 90 4 360
J-7C 100 2 200
J-13B 55 1 55
J-26 120 2 240
J-43 120 4 480
J-46 45 8 360
J-49 25 2 50
J-59C 60 6 360
J-66B 125 2 250
J-102B 65 2 130
J-113 60 2 120
J-131 90 4セット 360
       
ジョイント合計   43 3485
       
パイプ      
450ミリ 120 2 240
600ミリ 160 11 1760
1500ミリ 400 1 400
       
パイプ合計   14 2400
       
 シート・合板
ネジ類・木棒
在庫品を使用    
       
総計     5885
近所のホームセンターの価格なので、店によって、
若干の価格差はあると思います。


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