さて前回、G25のシフト部と互換性があるシフトを製作した訳ですが、
お蔵入りPC用Hシフトのベース(イレクターフレーム)を流用して作った為に、
取り付け強度やメンテナンス性が、イマイチな出来だったかもですね・・・。(^_^;)
まぁ、取り合えず「G25に対応したシフトを作る」って当初の予定はクリア出来ましたので、
アレはアレで、コクピ製作経験値をUPさせる物としては十分な一品でしたね。
んが!やはりグラグラ固定のシフトではイマイチ納得出来ませんですな。(ΦωΦ)
って事で、旧シフトの経験を元に、新たなシフトを製作致しますです〜!
メンテナンス性を良くする為には、旧シフトの様に、シフトアッシー部と同じ固定板に取り付けるのではなく、
シフト機構部をユニット式にして、取り外し・分解が容易に行える様にした方が良いですね。
って事で、各部品の取り付け位置を見直した試作品を組んで見ました。
ついでに、旧シフトではローラーキャッチを使用して、
シフト側の節度感を出していた部分を見直して、金属製の玉とバネを使用し、
より、カッチリ感が良く出るように設計をしてみました〜。(☆∀☆)
(実車風?)
そして、その試作品を使って、シフトレバーの稼働範囲等を検証して、各パーツを再設計。
シフト位置検出用ボリューム、リバース用スイッチ、
H⇔I切り替え用スイッチ、H⇔I切り替え装置等を組み込み、
弐號機シフト機構部の完成であります!(☆∀☆)
と、簡単に書きましたが、結構大変でしたよ!これ!!(Φ∀Φ;)
各シフトワイヤーの出る位置が53ミリ程の間隔しか無い為に、その隙間に部品を収めるのが大変・・・。
まぁ、固定用板の隙間をもうちょっと広げたら楽だったかもですが、
設計段階の構想のまま、その隙間に合う様に部品を作っちゃったので、後で部品を追加するのが・・・。(^_^;)
で、機構部の中身がこちら。
左の板にはシフト側とH⇔I切り替えの機構を、
右の板にはセレクト側の機構をと、
シフト側・セレクト側で配置を分けましたので、
分解が超楽です!(^∀^)
各部品の配置・設計を大幅に変更しましたので、見た目は結構旧シフトとは違いますが、
基本的な構造は、旧シフトを踏襲しておりますです。
シフト側の節度感を出すパーツの中身は、こんな感じです。(gifアニメ)
ステンレスの玉が切り欠きにハマって、固定する感じですね。
バネ上のボルトの上下で、テンションの強弱を調整する事も出来ます。
フニャフニャから、カッチカチまで、車種毎に変えるのも良いかもですね!d(゚∀゚)
実物の動きは、こんな感じです。(gifアニメ)
H⇔I切り替え機構には、少々悩まされましたが、
なんとか無難に組めましたね。
強度的にも、何とか出てるみたいなので、
ガシガシ操作しても、大丈夫な感じですね。
組んだ状態でのH⇔I切り替えは、こんな感じです。(gifアニメ)
L型のアングル材で、引き上げたレバーを固定。
と同時に、セレクト側のバーを、切り欠きが有るアングル材にて固定。
一つの動作で、H⇔I切り替えを可能にしております〜。(☆∀☆)
次に、そのシフトユニットを取り付けるフレームを組みます。
シフトアッシーとシフトユニットを固定するフレームには、
「グリーンフレームLスロット」を使用しています。
「切り欠きがあるフレームで強度は大丈夫なのかな?」とも思ってたんですが、
フレーム自体が肉厚に出来ているので、普通のフレームよりも強度あるかも?
新型シフト用に、サイドブレーキも組み直してます。
今回のは回転軸を下にずらしたので、バネを邪魔にならない位置に設置出来ましたね。
引き心地は実車には程遠いですが、まぁまだ試作品って事で・・・。(^_^;)
配線に関しては、旧シフト時同様、ジョイスティックに繋げております。
これは、シフトブーツを取り付ける為のフレームです。
新型シフト用フレームを発注する時には、シフトブーツの事は考えてなかったので、
手元にあるフレーム・ジョイントのやりくりで、なんとか組んでみました。
そんなに負荷が掛かる部分でもないんで、片持ちでも大丈夫でしょ。
そのフレームに、シフトブーツを取り付けます。
フレームに取り付ける為の板は、お蔵入りHシフトの部品を拝借。
ブーツはそこら辺にあった布で作ってみましたが、雰囲気は出てますかね?
本当は皮製にしたい気もありますが、それはまた追々。
で、そのフレームに、新型機構部を組み込みます。
フレーム・ジョイントの部品点数を減らす為に、高ナットを介しての固定ですが、
強度は十分出てるみたいですので、まぁ問題は無いでしょ。
シフトレバーの稼働範囲は、この位です。
旧シフトよりも、2割ほどショートストロークになっています。
G25純正シフトよりも、ショートストロークなので、コクコク入れられますですよ。
G25本体への接続は、旧シフト同様純正基盤を介して接続しています。
が、基盤が剥き出しのままでは何かと不便なので、ケースに入れてみました。
手元に有ったケースが基盤にピッタリのサイズだったので、
なかなか見た目も宜しい物になりましたねぇ。(☆∀☆)
ボタン類はELECOMの「JC-U1512TBK」の物を流用しています。(在庫品)
このままでも実用には問題は無いのですが、
ホコリ対策を万全にする為に、全体を覆えるカバーを作ってみました。
取り合えず、ダンボールを切り貼りして組んでみましたが、
そこそこセンタートンネルっぽく、なったんじゃないですかねぇ。
色が黒だともう少し引き締まった印象になるんでしょうけど、それも追々。(^_^;)
って事で、「G25完全対応シフト 弐號機」一応完成です〜!!(☆∀☆)ゞ
今回の2号機で、構造的にはほぼ完成ですかね。
フィーリング的にも、初号機と比べるとだいぶ良くなりましたので、なかなかの出来だと思いますですよ。
部品の取り付け精度はもうちょっと欲しい所ですが、まぁそれは今後の課題ですねぇ。
でも、しばらくコクピ製作は・・・いいかな?(ΦдΦ;) 気が向いたらね!
新型シフトの実働感は、動画にてどぞ!