本堂
左上・本尊釈迦如来像、右上・脇侍文殊菩薩像
左下・脇侍普賢菩薩、 右下・本堂内部
本堂は法要や諸々の行事が行われるお堂で、昭和49年に再建されました。間口奥行共に7間半(13.5m)総欅造りです。
本尊は寺伝によると開祖通幻禅師がお寺創建の際に奈良方面から持ち来ったといわれ、鎌倉時代・慶派仏師の作による量感豊かな堂々たる像です。また、文殊・普賢の両脇侍は江戸時代に本多富正が主君結城秀康33回忌供養の為に府中在住の面打ち家出目家縁の仏師に造らせて寄進されたものです。3体とも檜材寄木造りで武生市指定文化財となっております。
本堂内部の向かって左側には、府中領主本多家歴代の位牌所となっており、両側壁面には郷土出身画家・松山幾三郎の筆による「府中の里」と題された油絵がはめ込まれております。
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