ローレンス・ブロックには、私立探偵マッド・スカダーシリーズと、泥棒探偵のバーニイシリーズがある。人間的な魅力を感じるのはやっぱりマッド・スカダー。
マッド・スカダーシリーズ
警察官だったマッドが非番の日にバーで酒を飲んでいたら、二人組の強盗がバーテンを撃ち殺すという事件に遭遇した。
マッドは二人を追いかけ、一人を射殺、もう一人の腿を撃った。銃弾の一発が通行中の少女にあたり少女は死亡。このことがきっかけになって酒を飲むようになり、16年勤務した警察官をやめた。同じ頃離婚、男の子2人は妻が引き取る。
現在の住所はニューヨーク八番街と九番街の間にあるホテル。
行きつけの店はアームストロングの店で、バーボンをたらしたコーヒーを飲むのが日課になっている。
職業は、ライセンスを持たない私立探偵、友達に便宜をはかることで生活している。
過去からの弔鐘 |
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冬を怖れた女 |
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1ドル銀貨の遺言 |
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暗闇にひと突き |
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八百万人の死にざま |
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聖なる酒場の挽歌 |
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慈悲深い死 |
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墓場への切符 |
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倒錯の舞踏 |
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獣たちの墓 |
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死者との誓い |
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死者の長い列 |
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昼間は古本屋の主人、夜は泥棒を職業とするバーニー・ローデンバー。
しかし、泥棒とはいっても殺人はしない・暴力は使わない・金持ちからしか盗まないという鉄則を守るのだが、いつも何かしらの事件に巻き込まれてしまう。
泥棒は選べない |
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泥棒はクローゼットの中 |
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泥棒は詩を口ずさむ |
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泥棒は哲学で解決する |
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泥棒は抽象画を描く |
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