家の玄関に「セールスマンお断り」と貼り紙を貼っている家は少なくないだろうと思います。そういう家に普通の良識あるセールスマンは入って行かないだろうと思います。またもし入って行くとすれば、それこそ住人から罵声を浴びせられて追い出されたり、警察に通報されてつまみ出される事も覚悟すべきだろうと思います。ところがどうも、個人のWebサイトに貼られたこの手の貼り紙って、一部の利用者にはほとんど読まれていない(あるいは悪意の元に無視されている)ようです。しかもそれをとがめると「Webサイトなんて普通に出入りできるんだから入ってきて問題ないだろう。」とか堂々と言われますし。じゃああなたは他人の家に鍵がかかっていなかったら、興味があって中を見たくなったら入って行くんでしょうか。 Webサイトには通常“.htaccess”という設定ファイルがあって、ある特定のIPアドレスの利用者をアクセスできなくする機能があります。しかもこれの使用や運用に関しては、多くのプロバイダ業者はその権限を全面的に管理者に任せています。つまり個人のWebサイトに特定の人を出入りさせなくするのは、Webサイトの管理者に与えられた当然の権利なのです。言い換えると自分のWebサイトに誰を入れて誰を入れないかは管理者に決定権があり、それは個人の家と発想や仕組みは全く同じなのです。
もう少しうちの利用者、特に一見さんにそういう規約を尊重して頂ける雰囲気がないと、うちとしては「いよいよ掲示板を完全会員制にするか?」という気にすらなってきます。あとうちの常連さんも、多くが私の失言や失敗には手厳しいご意見を下さるので (^^; 別に一見さんのご意見など私は必要としていないです。うちへの批判意見の中に「あいせんの言う事には一理ある。ただもうちょっと言い方という物があるだろう。それがちゃんとできていれば俺も奴の意見に耳を傾けてやるんだが。」という内容が少なからずあると伺っています。しかし私はそのご意見をそっくりそのまま、うちに来られる一見さんにお返ししたいです。