本当の悪者は誰だ?( 2003.10.25 )
 どういう訳か今日は早朝に日誌を書いてますが。 (^^; (その理由については後日の日誌かエッセイで書く事になるかと思います。)

 うちの掲示板でも過去に色々と意見交換が行われてきたのですが、私が記憶する限りその中に“政策論争”と思える内容のある物はほとんど無かった気がします。いつも始まりは「事実誤認がある。」「表現が不適切だ。」「なんかムカツク。」レベルの話で (^^; 結局私が出したデータや意見の揚げ足取りで話が終始する。そして私が出したデータや意見に対する正当性のチェックのみが行われ、例えば Magic の売上などに関して独自に調べられたデータが出てこない。それで私が間違ってるとなると矢のような批判が飛んでくるのに、こちらの言い分が合っていると謝罪の1つもなく次のあら探しが始まる。うちはそんな歴史をもう4年以上繰り返しています。

 ところが私に言わせると、過去に Magic の大成を掲げて競技を志向されたスタッフやプレイヤー、その多くが既に「嘘つき」と呼ばれても仕方がない状況になっています。競技指向が Magic の拡販や人口の拡大に貢献していない。それどころかここ2〜3年はむしろ認定トーナメントのイベント数と売上が反比例していて、ひょっともすると競技推進が Magic の衰退を後押しすらしているんじゃないかと疑われる。それが間違いなく Magic の現実なんですよ。そして今現在、その責任をほとんどどなたも取ろうとされていませんよね。何か言われると「不景気だから・・・」「マンガやアニメがないから・・・」でごまかされ、下手すると「あいせんが余計な事を言ったから・・・」なんて言い訳までされそうな気配です。 (^^; 

 言い方は荒っぽいけど今起こっている事実をありのまま言う人間と、耳障りの良い意見は言うが事実を隠したり大風呂敷を広げてごまかしている人間。皆さんは一体どちらの人を信用されるのでしょうか。少なくともWoCは、販売店向けの説明会で「 Magic は売れてないよ。」と解釈できる十分な資料を開示しています。それは「もっと頑張って売ってくれよ。」なのか、あるいは「来年の日本選手権は賞金減らすからな。」なのか分かりませんが、とにかくWoCは我々にメッセージを出しています。一体皆さんはいつになったら、あるいはどういう事実を突き付けられれば現実を見ようとされるのでしょうか。

 今 Magic の競技推進サイドが真っ先にやるべき事。それは競技 Magic への取り組みによって Magic に明るい将来像を提示し、デュエリスト達が Magic を買う事に不安を感じずに済む雰囲気を作り出す事なのです。そういうアイディアをひねり出すための政策論争でしたら私は喜んで参加します。ただ私に言わせると、そもそも競技推進サイドの皆さんが“政策”と呼べる確たる物をお持ちなのか、個人的にはかなり疑問を持たざるを得ないのですが。 Magic の将来には不安がある。でもそういう不安を取り上げて現状分析や説得力のある提案をしているWebサイトがほとんど無い。だからうちみたいなWebサイトに1日200人もの人達が集まる。理屈は簡単なんですよ。本当お願いですから、一日も早くうちが閑古鳥の巣になるように日本の Magic を盛り上げて下さいな。 (^^; そうしたら私はここの Magic コンテンツをさっさとお蔵入りさせて、それこそ「今日からDIABLOIIのサイトにします。」とか宣言しますので(笑)。




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