内容が遠回しでゴメンね(笑)( 2004.6.15 )
 ある方から伝え聞いた“噂”に基づく話なので、今回も具体的な実名は控えます。

 かなり以前にうちの掲示板で、TCGの競技イベントでの不正行為に関する話題が出ました。その時に一部の方から示された説に「不正行為が暴かれて失格者が出るのは、昔に比べてジャッジメントの仕組みが十分に機能している証拠だ。」という物がありました。ただここに来て思うのですが、もし本当にそういう“仕組みが十分に機能している”状況が何年も続いているとしたら、もうそろそろ“ばれて失格になるのを恐れて誰も不正行為をしなくなる”と思うのです。ところがどうも現実には、その辺の不正行為が終息する気配が一向に見られないようなのです。

 これはどういう事なのか。普通なら「実は実際に行われている不正行為の数はもの凄くて、ばれているのは氷山の一角でしかない。」と考えるのが自然だろうと思います。不正をやる事のメリットと、不正がばれる事のデメリットを天秤にかけると、どう考えても不正をした方が得である。そういう判断をされなければこういう状況にはならないだろうと思うのです。あと別の見方をすると「競技推進側が十分な啓蒙活動を行っていない。」とも言えるかもしれません。いずれにせよ言えるのは、どう考えても“まともじゃない”という事です。

 そういう状況をこの先TCGの競技イベントは何年、あるいは何十年も続けていく気なのでしょうか。それはさすがに不可能ですし、何よりみっともない事この上ないです。一部のTCGはそれを“情報の隠蔽”という形で押さえ込み、不正行為による風評低下を防ごうと躍起になっているようです。でもさすがにそれって、文字通り“臭い物に蓋”ですよね。やはり一般的な競技スポーツのように公正で、誰にでも分かりやすいシステムに改めていくべきでしょう。

 いや冗談抜きの話、この“公正で分かりやすいシステム”というのは個人的にも切望しています。少なくとも担当者個人の裁量というか心情で、一部大会の結果が云々されるようなシステムはもうまっぴら御免です。 :-P 




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