マ○ック殺人事件・あらすじ( 2004.9.27 )
 私が身内&常連さん向けに書いた「マ○ック殺人事件・あらすじ」というドキュメントがあるのですが、どういう訳かこれを読んだ某氏から「あ、これ近日中に公開しておくように。」という勅命があったのでそうします(笑)。

【あらすじ】

 2003年の末、Mというゲームを発売しているW社の日本担当であるR氏が“MTS(仮称)”というイベントを企画しました。このイベントは既に米国で開催されている物の日本版で、日本のすべての都道府県で一斉に同じルールで大会を開くという、実現すればそれなりに画期的だと思われる内容です。ただ実はMTSに関してR氏の思惑は他にもありました。日本にはMを販売しているH社という代理店があるのですが、R氏はかねてよりH社の事を快く思っておらず、MTSにおいてH社を完全に外した形での開催を目論んでいました。それは“H社の息がかかった関係者”に関しても例外ではなかったようです。

 しかしここで問題が発生します。日本国内でのMの売れ行きには陰りが見えていて、地方を中心とした多くの地域で既にMのコミュニティが成立していない状況になっていました。つまり「イベントを誘致したくても主催者がいない」という状況だったのです。あまつさえどういう訳かR氏は、その主催者を“Mのメーカー認定イベントを運営できる有資格者”に限定し、しかも内密に募ったため、最初に告知が公開された時点では、なんと10県以上の地域で未だ開催が決まっていない状況でした。文字通り自分の息がかかったメンバーで周りを固めたかったのでしょうが、たださすがに“分相応を知れ”という感じですが。 (^^;

 で、このW社やH社のやり方に批判的なプレイヤーが多いF県について、R氏はやむを得ずその批判勢力の頭目である(笑)T氏にMTSへの参加を呼びかけます。ところがこれにK県のK氏を筆頭とする最大派閥が難色を示します。まずは「メーカー認定イベントを運営できる有資格者以外は運営に参加させない」という謳い文句を前面に押し出し、T氏の配下で批判勢力の広告塔であるA(笑)のイベント関与を批判します。これによりT氏は地元でのイベント開催に必要なスタッフの確保ができない状況に陥りました。そして更にF県からの「会場費は自分達で全額払うので、参加費を無料で開きたい。」という要望を一蹴し、どういう訳かF県に別の主催者を祭り上げて勝手にF県分の会場予約を取ってしまいました。この措置に呆れたT氏は、それ以前の経緯もあってF県の主催を降りる事になります。

 ところが・・・です。そもそもこのF県での主催に担ぎ出されたY氏は、当初R氏の構想では“H社の息がかかった部外者”扱いでした。 (^^; それはT氏がR氏から受け取ったメールなどから読み取れるそうです。しかもここでY氏という駒を使ってしまった事で他県での主催者のやりくりが付かなくなり、8月末時点でも未だ数県、そして9月半ばの告知公開時にも4県ほどでMTS開催の見込みが立っていないそうです。あと現在では、どういう訳かH社のWebサイトでMTSの告知が公開されています。ただ9月頭に発売されたH社の出版物にMTSの告知が掲載されなかったことで、MTSの動員に関して黄色信号が点灯した事は否定できないでしょう。ただし元々MTSはH社の手を一切借りずにやるという発想だったので、それはそれで問題ないのかも知れませんが。

 これにより、F県関係者の間では「R氏はMTSというイベントを私物化した」という見方が支配的になりました。それでイベントを成功させるならまだしも、現実は開催前から目を覆うばかりのドタバタ振りです。R氏が統括するMの翻訳版に見られる品質の悪さなども加味すると、今やR氏にH社の批判をする資格は微塵もないとも思われます。Aは今や「クーデターに失敗した指揮官は、その全責任を背負って現場を去るべきだ。」という意見すら公に口にしていて、現在は“AがR氏の所業をW社に告発しようとしているのをT氏が止めている”という状況です。ただし、このまま行くとついにブチ切れたT氏が自らそれをやりかねない状況でもあります。 (^^; あと「MTS開催に関するトラブルを謝罪し、その検討経緯を公開すべきではないか。」という意見もあります。実は某所に一連の検討内容はすべて記録されていると思われ、その所在を公開するだけで話は終わると考えられます。まあ絶対にやらないでしょうが。

 なお、念のために書いておきますが、この物語はフィクションです(爆)。




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