実を言うとここ数日の間に、仕事というか職場と家庭それぞれで、私にとってはまさに激震と言っていい出来事が起こりました。両方とも事態が完全に収拾するにはもうしばらくかかると思われますが、私個人の心境としてはかなり落ち着いたというか、申し訳ないですが“開き直るしかない”という状況です。 (^^; おかげで寄る年波に勝てずに薄くなった頭のてっぺんが、ますます薄くなってきた気がします(笑・・・えない)。 で、その頭というか“ハゲ”に関する話題を1つ。 (^^; なんか今年発売される某TCGのカードセットに「プレイヤーがハゲていると効果が発生するカード」が入るという噂があるそうです。このカードセットの前作には「自分がデニム地の服を着ているとデメリットを受ける」というカードが入っており、このカードはそのシリーズの後継となるのではないかとも想像されます。ただ思うのですけど、デニム地の服って個人の服装ですし、脱ごうと思えばいつでも脱げる代物ですよね。ところがハゲというのはいわば身体的特徴であり、しかもどちらかというとあまり好ましい意味で使われる言葉ではありません。例えばの話「プレイヤーが片腕あるいは両腕を失っていると効果を現すカード」なんて物を商品に盛り込むゲームメーカーなどどこにもないだろうと思うのですが、それと発想とか受ける印象はあまり変わらないんじゃないかと思うのです。
更に言うと、こういうカードってハゲていない人にとっては全く無意味なカードだし、ハゲている人は自ら進んで使いたくはないでしょう。 (^^; ましてや間違って“ハゲてると不利益を被るカード”なんて物が作られたとしたら、そんなゲームからハゲは1人たりともいなくなりますよ(笑)。一応今のところ私個人はこのカードセットのBOX買いを予定しているのですが、もし本当にそういうカードが入るのであれば、さすがに私は買わないという選択を取らざるを得ません。申し訳ないですがカードデザインにセンスが無さ過ぎるので、他のカードについても期待が持てないと考えるからです。あと、もしこれが単なる噂で実際には入らなかったとしても、じゃあなんでそういうカードが収録されるという噂が出たのか、その真相は調べておく必要がある気がします。つまりそれだけ「某社にはカードデザインのセンスが無くなっている」という印象をユーザーに持たれている可能性があるわけですので。
あ、でもあのゲームってメーカーが実質的に「競技プレイヤー以外は去れ!」とか言ってる訳だから、別にそこからハゲ親父が揃っていなくなっても問題は無さそうですけど(嫌爆)。
↑ 追記
ここに書いた内容のうちの「某社にはカードデザインのセンスが無くなっている」という部分ですが、これは同時に「某社のカードゲームを遊ぶユーザーにもセンスが無くなっている」という疑いをかけてみる必要があると思われます。従来からこの世界で言われている「ヲタクは去れ」とか「ぬるいデッキを使う奴は不要だ」的な風潮が、例えば某カードゲーム界からのハゲ追放といった笑えないジョークを生み出していないか。そういう疑念は持ってもいいんじゃないかということです。カードゲームが対戦によって成立しているということは、やはり対戦相手が面白くないカードゲームは楽しくない、すなわち売れないのです。そして現実問題として某カードゲームは他のライバルゲームに比べて明らかに販売上の苦戦を強いられています。そういう現実をちゃんと見ているのであれば、こういう噂が出ること自体が実は由々しき問題であるという認識は普通に持てるだろうと思います。