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苦労の押し売り( 2004.10.16 )
「我々はこういう苦労を抱えながら努力している。」あるいは「こういう問題がある中で頑張ってるんだから文句は言わない方がいい。」というのは、言ってしまうと“実際に頑張って結果を出している”個人や組織が(に)使うべき文言です。少なくとも外部の人間が、そういう苦労や問題に胡座をかいて結果を出さない個人や組織にこのフレーズを使うのは、それこそ手抜きを助長するだけで良いことがないので安易にやるべきではありません。あとそういう個人や組織が感じている苦労や問題が、よくよく見ると“一般世間の多くの人達には何のメリットもなく、単に自分(達)だけが気持ちよくなるためだけのマスターベイションの一環で起こっている物である。”としたら、その苦労や問題を世間に説いて理解を得ようとか、ましてや結果が出ない口実として理解させようなんて虫が良すぎます。そんな苦労や問題への取り組みはさっさとやめて、もうちょっと一般の人達の利益になる方向性にその労力を費やすべきでしょう。
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