渚フライデーナイト(古)( 2004.11.6 )
 今日のタイトルですが・・・さすがに分かる人はここの利用者にはいない気がします。 (^^; 

 定期的に読ませていただいているショップさんの日記で「最近FNMが成立しない。」というお話が書かれていたので、じゃあ実際のところ全国的な傾向はどうなのか調べてみました。

 例えば2004年9月3日の実績を調べてみると、すべての認定トーナメントの登録数(All検索)が117件だったのに対し、認定トーナメントとして成立した数(Rated検索)は61件でした。単純計算すると全体の52.1%程が成立している事になります。他の日を調べてみても、9月10日が59/114件(51.7%)、9月17日が58/114件(50.8%)、9月24日が50/112件(44.6%)ですか。概ね約半分の大会がフィズった状況になっている。そう考えて間違いないかと思われます。

 これは・・・果たしてどういう見方をすればいいのでしょうか。1つには“親の心子知らず”的な見方ができるかと思います。 (^^; 販売店は一生懸命 Magic を盛り上げようとイベントを開いているのに、ユーザーがそれに応えていない。簡単に言うとそういう感じです。ただし一方では“FNMが日本の Magic の実状に合っていない”という見方もできます。金曜日の夕方という時間は、学生にとっては塾や部活動で奪われやすいですし、社会人でもシフトで働いている人やサービス業に従事する人はなかなか自由にはならないでしょう。そうなると金曜日の夜という時間帯を限定したイベントよりは、それこそ“人が集まった時点で気軽に開催(参加)できる企画”の方が、最近の実状には合うのかな、という気がします。当然そうなると認定トーナメントにはできなくなるわけですが。

 私個人は、これを以て「日本の Magic はやっぱり寂れている。」という結論には結び付けたくありません。むしろ「販売店はそれでも Magic を盛り上げようと頑張っているんだ。(だから頑張ってくれている近所のお店に出向き、できればそこで是非カードも買って下さい。)」という結論にこそ結び付けたいし、実際その方が実状に合っていると思いませんか。あとそれでもなおFNMの開催数が維持されている、この事にHJの営業努力が相当部分ある。この事も付け加えるべきでしょう。別にこの事で日本語版の価格差などの問題が埋め合わされるわけではありませんが (^^; 一時期に比べると“HJは”随分と頑張っていると思いますよ(笑)。ですからWoCには、そういう代理店の苦労とか努力に報いるような販促を是非とも企画・実行して頂きたいものです。




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