Magic で命を救え!( 2005.1.15 )
 例のスマトラ島沖地震と津波への取り組みに関する一提案を。

 これだけ世界的かつ大規模な被害に対する支援は、やはり Magic ほどのワールドワイドなゲームは検討した方がいいんじゃないでしょうか。ただ単に売上の一部とか賞金の一部を募金に回すというのも芸がないし、あまり中・長期的な継続支援に結び付かない気がします。それでなのですが、この機会に“スマトラ島沖地震・津波支援パック(仮称)”なる物を売り出してはどうかと思っています。具体的な中身ですが、もうそれこそ“パックを売るためには何でもあり”にします。パワーナインを筆頭とした、いわゆるリプリント・ポリシーで再録しないと宣言しているカードでも、人気があって売上に貢献しそうな物は構わず入れてしまいましょう。もちろんカードデザインは新版の物で構いませんし、場合によっては裏をオリジナルの物にして認定トーナメントで使えなくしても構わないと思います。(ただし表の枠を黒や白以外にするのは購入者の抵抗感を招きそうですが。)

 で、このパックは期間限定とか数量限定なんて堅苦しいことは言わず、それこそ数年単位のレンジで売れるだけ売り続けます。そしてその売上から一定の割合を寄付する。そんな感じです。やりようによっては「 Magic を始めるなら、まずこのセットから買えばいい。」と言われるような、それこそ Magic そのものの話題性や遊びやすさを高めるようなセットにもできるかと思います。ちょっとこの手の提案は、私自身どこにぶつけて良いものか分かりません。WoCの日本担当は個人的に大嫌いですし(爆)。ただどうやらうちは新代理店関係者の巡回対象にもなっているようなので(え〜 (^^; )、ひとまずこういう形で意見表明しておこうかと思います。もし良いアイディアだと思ったら、それこそご自身が思い付いた企画として、然るべき所に提案して下さっても構いませんよ(笑)。

 あ、ただしくれぐれも言っておきますが、再録するカードはちゃんと吟味して下さいね。販促の戦力にならないカードを入れてボリュームをふやかすことにはこの場合意味がないし、あとカードによっては洒落にならない物もありますので。 (^^; あと故意にエラーカードやエラーパックを作ったりしておくのも、なんか急ごしらえ的な雰囲気が出て買う側は喜ぶかと思います。最近の Magic にはそういう話題も出にくくなっていますので。

※ 追記

 実は個人には「 Magic が販売を盛り返す特効薬の1つは『リプリント・ポリシーの撤廃』である。」と思っているもので (^^; この意見にはWoCにその口実を与えるという意味合いもある、とお考え下さい。それと実はパワーナインに代表される Magic のエンジンがあると、自分が好きなカードをテーマにしたファンデッキが容易に構築できる場合が多いというのもあります。そうなると昨今のような“使われるカードと使われないカードの落差が激しい”という状況の緩和も期待できます。 Magic というゲームの可能性を広げつつ、販路を拡大してボランティアまでしてしまおう。この提案はそういう意外と贅沢な内容だったりするのです。




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