遺伝子組換え作物の栽培 
  国内では、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)」により、除草剤や害虫に抵抗性のあるダイズやセイヨウナタネなどの栽培が試験栽培を含めて承認されており、一般の圃場(畑や水田など)でも栽培が可能となっています。
 遺伝子組換え技術とその作物については、農業の生産性や品質等の向上を図るため、将来的には有用な技術ですが、一方で一般作物との交雑等を懸念する声もあります。
 栽培を始めるときには都道府県の栽培指針等に従い、栽培計画を都道府県に届け出たうえで、その指示に従うとともに、近隣耕作者等の理解を得て、交雑・混入の防止を徹底して下さい。
 
関連する設問 
 遺伝子組み換え作物の事前評価項目


 GAP学習システム  
 前書き  GAP学習システムの概要  第6章  作物保護と農薬の使用
 第1章  GAP概論  第7章  廃棄物の管理
 第2章  農場管理  第8章  農産物の安全管理
 第3章  土壌と養分の管理  第9章  事故防止と労働安全
 第4章  農場の水管理  第10章  環境と生物多様性の保護
 第5章  農薬、肥料等資材の管理  第11章  応用問題


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