　GAPの評価規準を活用して農場における改善部分の把握・見直しをすることで、リスクを低減し、高いGAPレベルを維持することができます。
　具体的には、農場管理規則や栽培計画（Plan）に従って実践（Do）した内容を帳簿等に記録保存し、自己点検や第三者による点検などを通して、評価（Check）を行い、是正する余地のある項目を改善（Act）することで、リスク低減に向けての取組みを継続的に推進していくことができます。
　この一連の流れのことをPDCAサイクルと言い、リスク低減の効果的方法となります。また、実践の記録は、後で問題が発生したときなどに原因を解明するための重要な手がかりともなりますので、必要な期間を定め保存して下さい。
　

GAP学習システム
前書き　ＧＡＰ学習システムの概要		第６章　作物保護と農薬の使用
第１章　ＧＡＰ概論		第７章　廃棄物の管理
第２章　農場管理		第８章　農産物の安全管理
第３章　土壌と養分の管理		第９章　事故防止と労働安全
第４章　農場の水管理		第10章　環境と生物多様性の保護
第５章　農薬、肥料等資材の管理		第11章　応用問題


	GAPによる改善活動

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PDCAサイクル