農薬流出による環境への影響 
  農薬保管庫は、万一保管してある農薬が漏出するなどの事故があっても、河川・湖沼等を汚染する危険性のないところに設置しなければなりません。保管する農薬の量に応じて、適切な大きさの保存庫等に保管して下さい。
 農薬は、直接日光の当たらない冷涼で乾燥した場所に保管することが基本です。また、農薬が保管されている建物の床は農薬が浸透せず、保管庫の外に流出しないようになっていることが重要です。
 保管庫は、衝撃に強く燃え難い素材であることが必要です。また、関係者以外が使用できないよう、保管庫には鍵をかけて農薬保管庫であることを表示し、在庫台帳等の記録管理により保管量を定期的に把握して下さい。
 
関連する設問 
 農薬の保管庫
農薬の保管場所 


 GAP学習システム  
 前書き  GAP学習システムの概要  第6章  作物保護と農薬の使用
 第1章  GAP概論  第7章  廃棄物の管理
 第2章  農場管理  第8章  農産物の安全管理
 第3章  土壌と養分の管理  第9章  事故防止と労働安全
 第4章  農場の水管理  第10章  環境と生物多様性の保護
 第5章  農薬、肥料等資材の管理  第11章  応用問題


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